3年保育のほうがいい? 2年保育だとどうなるの?

2年保育にするか、3年保育にするか、と迷っている保護者の方の疑問にお答えしてみました。
近年、2年保育が主流ではなくなり、3年保育を選択する家庭が増えています。
2年保育か3年保育かを選択する時期にきて、わが子を見ると「2年保育・・・?」と考えてしまう、という声をよくお聞きします。
2年保育の子と3年保育の子を長年保育している教職員の目から見て、保護者の方の疑問にお答えしています。
早生まれなんですが
3歳になってすぐに入園する子もいれば、入園してすぐ4歳になる子もいます。クラスにはいろいろな生まれ月の子がいますので、個人個人の発達に合わせて全体指導のレベルを調整しています。また、3歳児クラスには補助教員がおりますので、練習の回数が増えていくと少しずつどの子もできることが増えていきます。
子どもの成長は日ごと週ごとに目覚しいものがあります。早生まれの子も成長しますし、遅生まれの子も同様に成長していきます。その中で、早生まれの子がクラスの中で合わせていくために、頑張ってやらなくてはいけないことがあるのも事実です。
長い目で見ると、年長児になったときに2年保育の子と3年保育の子との見分けはつきません。
お子様の発達と、性格などを合わせてお考えになると良いでしょう。
まだ幼くて・・・
子どもの発達は、生まれる前から非常に個人差があります。上記のように早生まれでなくても、まだオムツは取れていないし、しゃべるのもほかの子と比べると・・・、と不安に感じる方はたくさんいらっしゃいます。また、お母さんと離れるのが精神的に苦痛、という子もいます。
無理に急がせて子どもが疲労してしまうより、親子ともにゆったりとした気分で幼稚園生活を始められる2年保育を選択する手もあります。
頑張って4月5月を乗り切り、3年保育の集団の力に任せる、という手もあります。
オムツは取れていなくても何とかなりますし(入園前に取れるのがベストではありますが)、しゃべるのは集団の中にいれば自然と伸びるようになります。
お子様の性格をよく見て、お子様に合った保育年数を選んであげてください。幼稚園に通うのはお子様ですから・・・。
また、発達・発育に関するご相談も随時受け付けています(医学的なことにはお答えできかねますが、保育の専門施設として、できる限りのお返事を差し上げています)。
もう少し親子の時間を過ごしたいけれど・・・
授かりものの大切なお子様と、一緒の時間をもう少し満喫したい、と考える保護者の方もいらっしゃいます。その場合は、ぜひそのお考えを大切にしてください。
なぜかといいますと、保護者の方が離れがたい気持ちでいっぱいだと、子どもにもそれが伝わって毎朝がとてもつらい別れの時間になってしまうからです。それでもそのうち、涙を見せずに登園するようになりますが、それがまた保護者の方には寂しくてたまらなくなります。
もう少し手元においておきたい・・・、という思いが強い場合は、2年保育をお奨めします。
3年保育の子と差が出るのでは・・・?
幼稚園に入園すると、集団保育の中でまわりの子を見たり、先生による指導があったりで、できることが増えます。その意味では、差が出ることは当然と言っていいでしょう。
ただし、その間ご家庭でもいろいろな活動をするでしょうし、幼稚園に通っていない分自由な遊びがたくさんできると思います。遊びの中で子どもは多くのことを学んでいきます。幼児期の学びはすべて遊びを通して行われるといわれています。ご家庭での活動を工夫することで、子どもの世界はより豊かになるでしょう。近くに公園がない、同年齢の子の知り合いがいない、など子どもの遊びの場が限られている場合も、和光市は子育てネットワークが充実していますから、そういう力を借りるのもひとつの手です。
年長児になると2年・3年保育の子の差はほとんどありません。
差を気にするより、ご家庭の教育方針を大切にしていただくことがお子様の力を伸ばすことになります。親子の時間をたっぷりとって充分甘えられたということが、親子の自信になることもあります。
入園してから大変なのでは・・・?
2年保育で入園すると、3年保育の子と1年の差がついてしまっていて、入園してからが大変なのでは?とお考えになることと思います。確かに、4月当初は少し戸惑いがあるかもしれません。その戸惑いは3年保育の子も1年前に経験しています。一度は経験するのであれば、全員が戸惑っている場よりも、周りに親切に教えてくれる子がたくさんいる2年保育の子のほうがとけこみやすいというメリットはあります。
2年保育の子も3年保育の子も、発達年齢からいえば同様の発達をしていますので、完全に1年遅れるわけではありません。集団生活に慣れ、製作や絵画、体育など技術的なものを獲得するまでにはそれほど時間はかからないといっていいでしょう。
お子様が幼稚園に通うようになると、保護者の方の自由時間も増えますよね。子育てネットワークも広がります。3年保育が主流になってきた背景には、そのようなメリットがあると考えられます。
実際に幼稚園に通うのはお子様ですから、子どもの性格や成長をじっくり見て、決めてください。その結果2年保育を選択したからといって、お子様の今後に悪影響が出ることはありませんので、ご安心ください。
大和すみれ幼稚園では、2年保育の受け入れと、2年保育のご家庭に対する支援サービスを今後も行っていきますので、ぜひご相談ください。